おやじのおすすめスポット　おやじのひとりごと（41）

埼玉県飯能市に、幼稚園や小学校の児童が遠足などによく行く「天覧山」があり、さらに足をのばすと多峯主（とおのす）山に至る。
「山」とは言ってもわずか海抜２７１メートルの山で、誰でもが気楽に登れる起伏のある自然豊かな散歩道と言ってもよく、そんな場所だから、ちょっと時間のあるときなど、ふらっとでかけては歩いてみる気になる。
「お気に入り」というよりは、「気楽に行けるトレーニングコースとして利用していると」言った方が正確なのだろう。

低い山とは言っても、それでも山頂に立てば、条件に恵まれれば新宿副都心のビルや東京タワー、目を転ずれば奥多摩や秩父連山、富士山はもちろんのこと、日光連山、筑波山も目にすることができる。
コースもたくさんあって、その日の体調や気分によって最近彼岸花で名を知られた「巾着田」や「宮沢湖」にも足をのばせる。
連休の一日、かみさんに誘われてそこを歩いてきたが、今回の山歩きにはほかの期待が大きかった。

「天覧山」の登山口に「能仁寺」がある。
手入れの行き届いた立派な寺で、趣のある大きな石灯籠ともみじの木が印象的だが、なぜか紅葉のこの時期に来たことがなかった。
どの季節でも能仁寺はそれなりの趣があり魅力のある寺だが、やはり紅葉の盛りを見てみたい！・・・・
それがみごとにピタリとあたった。

期待どうりみごとな景観を目にすることはできたのだが、かみさんと多峯主山まで歩くのが目的だったので、じっくりとカメラを向けているわけにはいかず、コンパクトカメラのオートでめちゃ撮りしただけ！
もっとも一眼レフはもっていないのだから、時間があっても大差なかったかもしれないのだが、コンパクトカメラでもせめて望遠を使ったり、絞り優先機能を使ったりして少しは変化のある写真を撮りたかったと思うのが、帰ってからパソコンでのっぺりした写真を前にした正直な気持ちだ。

近くに行くことがあれば、ちょっと覗いてみて損のないところと思うので写真をのせておくが、そんな写真だから、見る人の豊かなイメージで肉付けしてもらいたい。

多峯主山、能仁寺、
私の勝手な好みで、おすすめスポットの紹介です！

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能仁寺山門	山門のもみじ			山門を望む
	鐘楼	あずまや	本殿	外からも趣が・・
裏門	多峯主山から 視界が悪かった

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