ホームページ満１歳　　　　カリーナ　あ・れ・こ・れ（６）

2月10日、ホームページを立ち上げて１年がたった。
「もう１年か」という思いと裏腹に「やっと１年か」という思いも混在する。
『おやじのひとりごと』の「ページ立ち上げの顛末」にも書いたのだが、娘に「立ち上げる以上、月１回ぐらいの更新をしないとすぐに飽きられてしまうよ」と言われ、「おやじ」の意地として月１の更新を決めた。

そのために書きやすいように、何を書いても良い「おやじのひとりごと」を設け、気楽に逃げ道を作った。
始めのうちはそれでよかったのだが、いくら「なんでもあり」といっても「次はこれを書こう」という事があるうちは良かったが、だんだん「次は何を書こう」に変わってくると「もう１ヶ月たったの？」という思いになってくる。

こう書いてくると苦しんでいるようにもとられるが、初めから開き直って取り組んだものなので、自分で「つまらぬ事を書いて・・・」と思っても、月１の更新を優先してそのまま載せてしまう。だから気楽にやっている。
　ホームページを開いて嬉しいこともたくさんある。

お客様からの「カリーナのサンドイッチのファンです、美味しいサンドイッチを作り続けてください、応援しています」といった沢山のメールや、つい先日もそうだったのだが、以前上井草に住んでいて遠くに引っ越してしまった何人かの常連さんから「ホームページを見つけて、懐かしくなりメールしました」と励ましの言葉をいただいたりした。

また、西武柳沢でやっていた（３０年以上も前）喫茶「カリーナ」の時の常連さんやバイトの娘からは「ホームページを読んで、変わってないマスターをみつけ嬉しかった」という便りが届いたりもし、懐かしかった。そんな中で、「皆で集まろうか」という話もでているが、実現できれば嬉しいことだ。

　宣伝効果にも一役買った。
去年、「るるぶ」の『東京を歩こう』関東（３５）に掲載されたが、このときには、たまたま取材で歩いていた時の合間に買って食べたサンドイッチが美味しかったので、「掲載させてもらいたい」と電話をいただき、改めての来店はせずにホームページを参考にしていただいた。

今年の１月には「ホームページを見せていただき、掲載のための取材をしたいのでよろしいでしょうか？」との電話をいただき、この時にはちょっと照れくさかったが何枚かの顔写真も撮られた。その本はまだ発行されてないが、どんな取り上げ方をされているのか、楽しみではある。

また、メールでの商品に対する質問や、商品の注文まで受けたこともある。
注文は何かの手違いでメールが届かないとか（知人とのやり取りで、送信済みのメールが相手に届いてないことが現実にありました）、パソコンの不備でメールを開けないなどの不安がありますが、これもお客様との結びつきに、一役買ったホームページの働きだと思う。

何はともあれ、曲がりなりにも１年の歴史を刻んだ。
これから先も、力まず、あせらず、マイペースで続けていこうと思う。それが私なのだから。

　追伸　このページを送る前にメールが届いた。
「ホームページ１周年おめでとう！」という、喫茶カリーナ時代のアルバイトをしていた人からのもので、本当にありがたく、感謝している。

　　　　　　　　　　　　　　　　　バックナンバーはおやじのひとりごとよりお入りください